キッズベースシーズ 社会福祉法人悠林舎 発達障害児支援事業

2018年4月

2018年4月23日 (月)

“素晴らしきかな、生命・自然とのふれあい”

新緑が目に優しく、風の心地よい季節となってきました🍃
キッズベースの持ち味の一つに、広大かつ豊かな自然環境があります。
この、最高に贅沢な社会資源を活用しない手はないゾ、とばかりに、気候のよい時期には散歩に出かけ、
ご近所の立田牧場さんで、飼育されている牛・山羊等の動物たちとふれあったり、土手で段ボールを使って傾斜すべりを楽しんでいます。
戸外に出ると、心も身体もリフレッシュ♪そして歩く事は、発達支援に大切な、体軸を鍛える事に繋がるからまさしく 一石二鳥🐓なのです。

動物が大好きなB君は、自分の身体より大きな牛に動じることなく、見てくださいこの手さばきを!
まるで“奏でるように♪”心通わせているではありかせんか‼ それを見たSちゃんも、最初はおそる
おそる近づきながらも「ヤギさん可愛い🐐♡」とこぼれる笑顔で見せていたのでした。

道中では、出会った地域の方々にすすんで挨拶をする子ども達。「かしこいなぁ、元気で行ってきいよ」と声をかけていただくと、笑顔で手を振り返していました。
キッズでは、子ども達が地域に溶け込み、愛される存在になれるように、こうした交流を大切にしています。

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2018年4月18日 (水)

ABA(応用行動分析学)を用いた事例検討

キッズベースでは、ABA(応用行動分析学)を用いた事例検討を実施し、
支援内容の見直しや環境設定をおこなっています。

ちょっと難しい話になりますが、ABAとは、行動学に基づく発達障害への有効な
療育支援法の一つとして、その効果が科学的にも実証されているもので、
これを活用することによって、お子様のよいところを伸ばし、自己肯定感(自分っていいな)を高めることができます。

 そのアプローチ法は、簡単に言うと、苦手な課題を細かく分け(スモールステップ)
できたらほめる(その行動を強化)しながら成功体験をかさねていくものです。

キッズでは、このほかにも、代表的な療育支援法であるTEACCH(構造化等を基盤としたもの)やPECS(絵カード交換式コミュニケーション法)等を実践していますが、いずれも専門の協会で研修を修了した上でおこなっています。

大切なのは、これらの支援法を知識の引き出しとして持ちつつも、お子様がリラックスしながら楽しくすごせる場を提供していく、というのがコンセプトですので、
決して頑張りすぎる療育にはしておりません。
一人ひとりが個性を発揮し、自分らしく活動できる場がキッズベースの持ち味なのです。

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2018年4月12日 (木)

お出かけ

桜満開の4月はじめ、キッズはお花見にお出かけしましたcherryblossom
そんな中、おやおや?アレレ? 桜には目もくれず、ひたすら地面に向かいヒソヒソこそこそ…。
しばらくすると「あ!あったよ‼」その手になんと四ツ葉のクローバー🍀 幸せ運ぶ四ツ葉さがしって、昔から子どものほうが見つけるのが上手って言いますよね。2つ3つ4つ…と次々発見し、嬉しくなってキッズベースの玄関にも飾りました。こんな風に、皆のハッピーがいつもあふれるキッズですhappy01
 この日は、春休みの外出行事として勝浦町ビックひなまつりへ。
子ども達の視点・感性は実に面白く、自分好みな人形の顔・形・着物の柄からレースのひだ具合まで、
ジーーーッと見入っては、お友だち同士で感想をシェアする為のプチ井戸端会議。
   
おやつは、近所の駄菓子屋でお買い物。お小遣いの中から使える金額、使った額を“見える化シート”を使いながら計算。「金額合ってるかな?」「まだ買える?」「お母さんに返す分から引いて、使えるのは〇円」等、自分でやり繰りして、上手に計算できました。最近は、流通が便利となった反面、地域の商店も減り、昔ながらの買い物経験が希薄になっているとの事。
楽しみながら学べるSST(ソーシャルスキルトレーニング)は、将来に向けての大切な経験です。
キッズでは、何気ないお出かけの一コマの中にも、金銭管理や意思決定の練習を取り入れています。

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