キッズベースシーズ 社会福祉法人悠林舎 発達障害児支援事業

2018年4月18日 (水)

ABA(応用行動分析学)を用いた事例検討

キッズベースでは、ABA(応用行動分析学)を用いた事例検討を実施し、
支援内容の見直しや環境設定をおこなっています。

ちょっと難しい話になりますが、ABAとは、行動学に基づく発達障害への有効な
療育支援法の一つとして、その効果が科学的にも実証されているもので、
これを活用することによって、お子様のよいところを伸ばし、自己肯定感(自分っていいな)を高めることができます。

 そのアプローチ法は、簡単に言うと、苦手な課題を細かく分け(スモールステップ)
できたらほめる(その行動を強化)しながら成功体験をかさねていくものです。

キッズでは、このほかにも、代表的な療育支援法であるTEACCH(構造化等を基盤としたもの)やPECS(絵カード交換式コミュニケーション法)等を実践していますが、いずれも専門の協会で研修を修了した上でおこなっています。

大切なのは、これらの支援法を知識の引き出しとして持ちつつも、お子様がリラックスしながら楽しくすごせる場を提供していく、というのがコンセプトですので、
決して頑張りすぎる療育にはしておりません。
一人ひとりが個性を発揮し、自分らしく活動できる場がキッズベースの持ち味なのです。

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