発達障害支援事業所 キッズベース シーズです。
夏休み限定で行った活動のご紹介です。
段ボールや空き箱などの廃材を使った、巨大迷路づくりに挑戦しました
始まる前から、子どもたちはワクワク興奮気味
迷路が得意な子は迷路の図案を考え
工作が好きな子はガムテープ貼り
書くことが大好きな子は段ボールの壁にお絵かき
などお子さん一人ひとりが、役割をもって取り組みました。
また大きな段ボールを立てる作業はとっても難しく
子どもたちは大苦戦していましたが、「こうすればいいんじゃない?」
「いや、こっちのほうがいいよ」「ここを持ってて」など
お友だちと一生懸命試行錯誤。
できた時は「やったー」と 大喜びする場面も。
最後までお友だちと協力し、楽しく活動することができました。
もちろん、遊んだ後のお片付けも子どもたちが行いました
キッズで初めて迎えた夏休み、1ヶ月半に渡る活動を、無事安全に終えることができました。災害レベルといわれた酷暑の今夏でしたが、一人ひとりがルールを守り、目標に沿って落ち着いてすごせた我らが元気ッず
活動テーマは主に2本柱で、
①“社会体験を兼ねた外出活動”では、動物愛護センター、映画鑑賞
、うみがめ博物館カレッタ、Waんだーランド、カラオケ
等へのおでかけ、そしてランチ
に、ぼりゅうむ食堂さん、うどん屋さん、マック
等での外食をし、出先でのマナーやお金の計算等をまなびました。
②室内療育では“バディシステム”という新しい小グループ活動導入により、自主的に学び周囲と関わっていこうとする姿勢も芽生えていきました。活動テーマを通じて『見える→分かる→主体的に動ける』のサイクルにより、互いに褒め合え、認め合う空間が生まれました。
小麦色に焼けた肌とともに思い出がいっぱいできたキッズ、一回り成長した子ども達と一緒に、過ごしやすくなるこれからの季節を満喫したいと思います。
*『活動例:カラオケ時、マナーや順番、テンション等を配慮した視覚的支援』
5月といえば、こどもの日!
キッズは南の名所 加茂谷鯉まつりへと お出かけしました。
ハタハタと川辺になびく鯉の群れは、今にも大空へ飛び立つような臨場感。
ここでも遊び上手な元気ッズ、本領発揮と言わんばかりに
平たい石を水面に平行に投げ、何回はじくか⁉ こういう遊びならまかせてと、昭和世代のスタッフといざ勝負!
…はい、昭和惨敗(泣)💦4、5回は軽くクリアでした👏
《子どもは遊びの天才》とはよく言ったもので、無限の発想力と柔軟な思考に、
感動をもらってばかりです。
そしてキッズにも壮大なる鯉の誕生なり‼
書道ガールズさながらの気品溢れる筆さばきで、ひと筆ごとに力を込め、
エイッ、やぁッ、さぁッ....と軽やかに。
見事にペイントされた鯉は、キッズの窓を彩っています。
大空を舞う鯉のように、のびやか且つ健やかに育ってほしい、
心からの願いです。
新緑が目に優しく、風の心地よい季節となってきました🍃
キッズベースの持ち味の一つに、広大かつ豊かな自然環境があります。
この、最高に贅沢な社会資源を活用しない手はないゾ、とばかりに、気候のよい時期には散歩に出かけ、
ご近所の立田牧場さんで、飼育されている牛・山羊等の動物たちとふれあったり、土手で段ボールを使って傾斜すべりを楽しんでいます。
戸外に出ると、心も身体もリフレッシュ♪そして歩く事は、発達支援に大切な、体軸を鍛える事に繋がるからまさしく 一石二鳥🐓なのです。
動物が大好きなB君は、自分の身体より大きな牛に動じることなく、見てくださいこの手さばきを!
まるで“奏でるように♪”心通わせているではありかせんか‼ それを見たSちゃんも、最初はおそる
おそる近づきながらも「ヤギさん可愛い🐐♡」とこぼれる笑顔で見せていたのでした。
道中では、出会った地域の方々にすすんで挨拶をする子ども達。「かしこいなぁ、元気で行ってきいよ」と声をかけていただくと、笑顔で手を振り返していました。
キッズでは、子ども達が地域に溶け込み、愛される存在になれるように、こうした交流を大切にしています。
キッズベースでは、ABA(応用行動分析学)を用いた事例検討を実施し、
支援内容の見直しや環境設定をおこなっています。
ちょっと難しい話になりますが、ABAとは、行動学に基づく発達障害への有効な
療育支援法の一つとして、その効果が科学的にも実証されているもので、
これを活用することによって、お子様のよいところを伸ばし、自己肯定感(自分っていいな)を高めることができます。
そのアプローチ法は、簡単に言うと、苦手な課題を細かく分け(スモールステップ)
できたらほめる(その行動を強化)しながら成功体験をかさねていくものです。
キッズでは、このほかにも、代表的な療育支援法であるTEACCH(構造化等を基盤としたもの)やPECS(絵カード交換式コミュニケーション法)等を実践していますが、いずれも専門の協会で研修を修了した上でおこなっています。
大切なのは、これらの支援法を知識の引き出しとして持ちつつも、お子様がリラックスしながら楽しくすごせる場を提供していく、というのがコンセプトですので、
決して頑張りすぎる療育にはしておりません。
一人ひとりが個性を発揮し、自分らしく活動できる場がキッズベースの持ち味なのです。